湿疹で蕁麻疹という病気がありますが、 皮膚の一部に、蚊にさされたくらいの紅斑や盛り上がり(膨疹)ができて、 皮膚の灼熱感・かゆみを伴います。 一時のうちにどんどんと 湿疹が全身に発するケースもあります。 眼の付近や上唇が腫れたり、時には口の内部の粘膜が腫れる事もあります。 いずれにしても、数十分から数時間でうそのように消えてしまいます。 ただし膨疹が現われたり、消えたりを繰りかえす事も数多いようです。 また、気管支や腸管の内方にまで出て、呼吸困難やくだり腹・胃痛を伴う事もあるようですね。 スポンサーリンク このケース、永眠に至る事もありますので、ぜーぜーと息が苦しくなったり、 腹部が痛んだり、ぐったりしているようなケースでは、すぐに御医者さんの診察を受けてください。 原因が特定できないケースは、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー反応薬を内服します。 解毒薬、抗生剤、痒み止めなどを注射する事もあります。 また呼吸困難など症状が激しい時には、発赤を制する副腎皮質ホルモンが処方されます。 むくみは数分から数時間後に次第に消えてなくなりますが、 数時間後から24時間くらいで再発を繰りかえすことが数多いです。 じんましんの症状自体は1〜2日で和らぐ急性じんましんが数多いのですが、 だらだらといつまでも続いて起こる慢性じんましんもあります。 スポンサーリンク おすすめ記事• スポンサーリンク.
次の目次 Contents• そもそもかゆみとは? 「痒み」とは我慢するに難しく、掻き傷は残るし・・、あまりメリットはないように感じますが、実は「痒み」とは大切な皮膚感覚なのです。 昔は「痛みの神経が感じる弱い痛みがかゆみである」と考えられていたとのこと d  ̄  ̄ 確かに「痒み」と「痛み」は同一線状にあると感じることができますよね。 学者さん、お医者さんの研究により、かゆみといたみを脳に伝える神経は別であることがわかりましたが・・。 かゆみを刺激として感じているのは皮膚ですが、かゆみを「痒い」と感じているのは脳なんですよね。 外からの刺激やアレルギー反応で「かゆみ」を引き起こす物質が放出されると、神経繊維の末端がこの刺激を受け取り「脳」へ伝えます。 脳がかゆみを認識することで「かゆみ」が起こるシステムになっています。 どんな時にかゆみを感じるの? *肌に外部から何らかの刺激(害のあるもの)が触れる *ヒスタミンが過剰に分泌されてしまう ヒスタミンとは 動物の組織内に広く存在する化学物質。 普通は不活性状態にあるが、けがや薬により活性型となり、血管拡張を起こし(発赤)、不随意筋を収縮する。 またかゆみや痛みの原因となるともいわれる。 過剰に活性化されるとアレルギー症状の原因となる。 関連記事: かゆみが止まらない 自分のように体のあちこちが原因不明のかゆみに襲われるということは、このヒスタミンが関係していそうです。 では、ヒスタミンを分泌させることってどんなことなのでしょうか? *接触 肌に刺激のあるものに触れてしまうと痒くなることがあります。 植物、金属、化粧品、薬などがそうですね。 *食べ物 食物アレルギーがあると、蕁麻疹が出ることがあります。 卵、青魚、えび、カニ、乳製品、アルコールなどがそうですね。 *虫刺され これはみなさんがご経験あるかと思います。 (蚊も虫刺されになりますよ) 毒成分にヒスタミンなどが含まれているため、かゆみ、炎症を起こします。 *温度差 寒冷蕁麻疹などがそうです。 入浴、暖房機器などが原因となります。 *ストレス 仕事、勉強、人間関係などで強いストレスが生じるとかゆみを強めることがあります。 かゆみが止まらない時の原因はこのようなことが多いですね。 関連記事: スポンサーリンク 自分でもここまではわかっていたのですが、なぜこの時期が一番かゆみが強いのか?が不明だったんです。 かゆみが続くと、気が狂いそうになることもあり、地味に辛いんですよね。 私たちの体はストレスを感じると「ヒスタミン」を分泌されやすくなるんですね。 ストレス社会において、免れることのできないかゆみなのかも知れませんね。 ストレス原因として自分で理解できていること *仕事に関するストレスを強く感じている 大なり小なり、みなさんにあるストレスだと感じます。 *湿度によるストレスを感じる 花粉が舞う季節よりも、自分は梅雨時期のかゆみの方が強いんです。 湿度に対する「鬱陶しさ」を人以上に感じる性格なんですね。 家にいても、外に出ても、服を着ても、布団に入っても「全て気持ち悪い」と感じる、この性格。 「あー、気持ち悪い!」と感じた途端に、あちこちが痒くなり始めます。 一瞬で痒くなるだよ。 「気持ち悪い+かゆい+イライラする+多数のかゆみ発症」の悪循環でさらにかゆみが増し、全身あちらこちらを掻いてしまうんですね。 さらに掻くことで、かゆみの悪循環を起こしてしまいます。 肌を掻くことで、皮膚症状を悪化させ、その刺激でまたかゆみを引き起こすヒスタミンの分泌を促してしまうのです。 結果、かゆみが増してしまう・・・。 自分の「体のあちらこちらがかゆい」原因は、どう考えてもこれなんですよね。 梅雨から夏にかけての湿度による不快感は、日本に住む以上、どうにもならなくて毎年同じ症状が現れてしまいます。 「気持ち悪い」という感覚も脳が感じているため、かゆみを引き起こしてしまうんですよね。。。 ストレスを感じないためには、原因を取り除くしかないわけですが、環境上、なかなかそれができずにいます。 正直、辛いですね・・・。 かゆみの対処として行なっていること 「気持ち悪い」という感覚は脳が感じていることなので、飲み薬は処方しないことにしています。 最近、ヒットしたもの1 韓国発祥「 」 美意識の高い国なので、有名なスキンケア商品がたくさんあるのですが試しに使ってみたところ、痒みが治まっています。 魔法のオールインワン石鹸ですので、顔、髪、全身使える石鹸なんです。 乾燥肌、アトピーなどの敏感肌に推しアイテムなので試してみる価値あり!! 推しポイント ・セリポリアラクセラタ 魔法のオールインワン石鹸が特許取得された「セリポリアラクセラタ」という成分が含まれています。 この成分は、保湿力があり、かつ肌の水分量を一定に保つ手助けをしてくれるので、乾燥で痒みを伴う肌には適していると考えられます。 セリポリアラクセラタ アボガド種子オイル ブドウ種子オイル ヨモギエキス ココナッツ繊維分 石菖(せきしょう)抽出物 カガミグサの根エキス トウゴマ種子オイル クララエキス サネカズラオイル 杏仁種子オイル カイコエキス 銀杏葉エキス ペパーミントの葉エキス 全て、肌を改善させる成分が含まれています。 ・使い方が簡単 手を濡らして、石鹸を泡立てる 泡立てたきめ細かい泡で洗う 20秒ほど放置する 泡を洗い流す 簡単なのに、肌弾力としっとり感が持続するんですよね。 乾いた肌ももっちりしていて乾燥感がないんです。 このしっとり感が、かゆみを抑えてくれている気がしています。 興味のある方は、ぜひ使ってみてください。 最近、ヒットしたもの2 背中のかゆみを抑えるための方法を探していたときに出会ったのが テレビ番組やファッション誌 VOCEなどでも紹介されているもので怪しいものではありませんよ、いわゆる入浴剤です。 以前、入浴剤について詳しく調べたことがあり、肌が乾燥しやすい季節はスキンケア系の入浴剤が効果的ということを知っていたのですが cosme ベストアワード 2016「ベスト入浴剤第 1位受賞」されていることも信頼要素となり試してみることにしました。 スキンケア系の入浴剤とは、主成分がセラミド、米胚芽油、エステル油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、植物エキス、米発酵エキスなどで構成されている入浴剤のことです。 着目したのは「 保湿効果とエモリエント効果を同時に満たす 2層タイプ」だということです。 エモリエント効果とは? 端的にいうと保水のことです。 肌の水分蒸発を抑え、皮膚を柔らかくしてくれます。 似たような効果に「モイスチャー効果」がありますが、モイスチャー効果は保湿をしてくれます。 モイスチャー効果に対し、エモリエント効果は油分で肌を保護してくれる感じです。 肌に潤いを与えてくれ、尚且つ潤いを逃さないということですね! 乾燥肌の自分には最高のキャッチコピーが目に飛び込んできたのです。 さらにハーブ成分がたっぷり含まれていることにも魅力を感じました。 ・ローズウッド 疲労回復、免疫活性作用が期待できるハーブです。 ・ラベンダー みなさんご存知のように心身に万能なハーブです。 ・ローズマリー 手足に冷え、筋肉痛やコリに期待できるハーブです。 ・カモミール 頭痛、腹痛、歯痛などの痛みを和らげ、胃腸の不調にも期待できるハーブです。 ハンドメイドソープを作っていたこともあり、ハーブについては多少知識がありますが美容と健康に良いハーブが使われています。 エッセンシャルオイルを持っているので、直接バスタブに入れることも可能ですが、毎日のこととなると面倒なのです。 良い香りに包まれながら、肌に潤いを与えてくれ、尚且つ潤いを逃さない効果は乾燥肌にとっては欠かせないバスアイテムです。
次の主婦であれば手湿疹などで手のかゆみ、乾燥肌の人は皮膚の薄い乾燥しやすい部分のかゆみなどが発生しやすいですよね。 痒みの症状は範囲が広くなれば広くなるほど辛さが増していきます。 もし痒みの症状が全身に広がってしまっている場合には非常に耐え難い思いをしているのではないでしょうか。 体を掻きすぎることで皮膚がボロボロと剥がれて皮膚がそこらじゅうに散らばってしまったり、痒さでなかなか眠れない不眠症になってしまったり、体がむずむずとしてきてしまうことでかかないと逆にストレスが溜まってしまいますし、結構苦痛ですよね。 全身に痒みの問題が広がっている場合は皮膚掻痒症や糖尿病やアトピー性皮膚炎などいくつかの皮膚症状や病気が関係していることが考えられます。 それぞれの問題の場合の症状の特徴について見ていきましょう。 また、なんのためにかゆみがあるのか、かゆみとは何か、かゆみについても合わせて見ていきましょう。 最後には全身かゆいときにできる応急処置的な対処法についても紹介していきます。 簡単にできるので夜中に病院に行けないときや、病院が休診している場合やなかなか病院に行く時間が取れない場合に有効な方法となりますので覚えておいてください! この記事の目次• かゆみとは 痒み(かゆみ)は、それが起きるとどうしても掻きたくなる反射的な感覚のことです。 むずむずとうずくような感じで、無意識のうちにその場所を触っていることがあります。 ではどの様なメカニズムで皮膚の痒みの症状は引き起こっているのでしょうか。 その仕組や痒みの症状の役割について紹介していきます。 痒みの付いてのメカニズムを正しく知ってかゆみについての知識を深めていきましょう。 かゆみの仕組み かゆみの原因となるヒスタミンが、知覚神経を刺激することでかゆみが起こります。 かゆみを感じやすい人はこの知覚神経が敏感といえます。 皮膚の表層にはヒスタミンレセプター(受容体)というヒスタミンと結合する器官が存在しています。 この受容体に刺激で活発になったレセプターが結合すると神経がこの反応を感知し、脳に信号を送り、痒みを感じるという仕組みになっています。 かゆみについてはまだ研究段階で解明されていないことも多いです。 脳科学の分野では、痒みの症状を感じているのは大脳皮質の前頭葉の部分で感じていることが明らかになっています。 痒みの症状は大きく末梢性のかゆみと中枢性の痒みの2種類に分けることが出来ます。 末梢性の痒み 明らかな皮膚症状が現れている状態で痒みの症状が出ている場合に感じられる痒みの症状になります。 虫刺されや、皮膚の赤らみ、皮膚の湿疹など何かしらの皮膚の異変がある状態で痒みを感じている症状です。 外見でも皮膚のすぐ下の細胞で何かしらの異常が起きていることは明白で、抗ヒスタミン剤などの治療薬での痒みの抑制を図ることが可能な症状になります。 中枢性の痒み 中枢性のかゆみに関しては、「なんとなく痒い気がする」や「どこが痒いかわからない」などの感覚に襲われる痒さを感じることの多い痒みの症状になります。 見た目には皮膚に異常となる症状が発生していないのでどこで痒みが発生しているのかが明確に確認できず、掻くことでなんとなく症状が改善するかゆみになります。 このかゆみには抗ヒスタミンなどの軟膏などの薬は効かず、痒みが自然に治まるのを待つしかありません。 抗ヒスタミン薬は痒みを感じさせるレセプターをヒスタミンと結合させないように蓋をする働きを持った薬になります。 基本的にレセプターは一つの器官に一つの物質しか結合できないので、そのレセプターに先に何かを結合させてしまえばヒスタミンは結合できなくなります。 しかし中枢性のかゆみの場合にはこの反応が無いので、レセプターをブロックしても痒みの症状が治まらない状態になってしまうのです。 かゆみの意味 皮膚は体全体を覆って、異物の侵入を防いでいます。 しかし、皮膚の表面が荒れたり、水分が不足したりするとかゆみの原因となる刺激に対して敏感に反応します。 これは、皮膚に異常が発生していること、異物が侵入したこと、または、侵入しやすくなっていることを知らせる役割があると考えられています。 掻いちゃダメ! かゆみがあると、気づいたら触っていたり、つい掻いてしまいます。 しかし、掻けば掻くほど、刺激が刺激を呼んでかゆみが増します。 掻きすぎて出血したり、炎症が悪化することを避けるためにも、なるべく触らない、こすらないようにします。 かゆいときは優しく押さえるか、かるく冷やすと楽になります。 かゆみの原因 かゆみの原因となるヒスタミンを分泌させる刺激とは、どんなものがあるのか見ていきましょう。 大きく分けると内側からの疾患などの問題と、食べたものによる生理的反応や外的な刺激の問題などに分けることが出来ます。 自分に痒みが発生している問題がどの原因に当てはまるのか自覚症状とともにチェックしていきましょう。 皮膚疾患 肌が乾燥しやすく、バリア機能が弱っていると、刺激をとても敏感に感じてしまいます。 いわゆる 「乾燥肌」です。 アトピー、ダニ、乾燥、汗などに反応します。 乾燥が起きて痒みを発生させやすい部位としては、手や足のスネ、顔、首、背中などの部分があります。 乾燥肌は単純な乾燥でも痒みを発生させやすいですし、汗などの水分が乾く際にも更に乾燥が引き起こりやすく、痒みの症状が発生しやすくなります。 乾燥が起きやすい環境を作ってしまうのは水仕事を多く行う場合や洗剤などの刺激でも引き起こりやすくなります。 特にお湯の影響が大きくなり、お湯を使用する冬場は特に乾燥していますのでさらに問題につながりやすくなります。 食物アレルギー 食べると蕁麻疹を起こしやすい食品があります。 青魚、エビ、カニ、そば、ナッツ類、卵、肉、乳製品、アルコール類などです。 この問題に付いては自分のアレルゲンとなる食材をあらかじめ知っておく必要があります。 アレルギー科や皮膚科、内科などでもアレルギー検査を行うことの出来る病院やクリニックはあります。 ネットで調べたり、電話などであらかじめ問い合わせをしてアレルギー食材などについての検査を一度行っておきましょう。 中には呼吸器官にまで影響を及ぼす危険性の高いものや、命の危険性があるものもありますので、もし何かを口にした直後に蕁麻疹などの問題が起きてしまった場合は安静にして食事内容を覚えておくようにしましょう。 虫刺され 虫に噛まれたり刺されたりすると、赤く腫れてかゆみを感じます。 毒の成分にヒスタミンなどが含まれていて炎症をおこします。 蜂、ムカデ、蚊、アブ、毛虫、ガ、毛虫、しらみなどです。 中には危険なアナフィラキシーショックを起こすこともある危険なものもあります。 虫以外にもクラゲなど海の生物に刺されることで痛みやかゆみなどを引き起こす場合もあります。 特に夏場の海や山などのレジャーシーンや田舎や自然が多い環境で問題につながりやすいので注意しましょう。 それぞれの対処法がありますので刺された虫を特定し、対処法を行って行きましょう。 ストレス 強いストレスや緊張に長時間さらされると、自律神経が乱れて血流が低下します。 ストレス性のかゆみの場合は血流が不足する事により症状が発生します。 血行が悪くなると十分な栄養が肌に送られず、肌のターンオーバーが遅れ、乾燥が進んでしまいます。 慢性化するとストレス性皮膚炎などの問題に繋がりますので注意しましょう。 温度変化 冷えていた体が急に温まると、広い範囲で強いかゆみを感じることがあります。 お風呂やスポーツや暖房器具などです。 接触 肌に何かが当たっているとそれが刺激となってかゆくなることがあります。 「かぶれ」ともいいます。 植物アレルギー:ウルシ、タンポポ、イチョウなど• 金属アレルギー:アクセサリー、虫歯や矯正の金属など• 化粧品:口紅、染毛剤、日焼け止め、アロマオイルなど• 薬:湿布、ばんそうこう、目薬、防腐剤、消毒薬など• その他:ゴム手袋、歯みがき粉、シャンプー、洗剤など 病気 内臓の病気もかゆみを引き起こします。 共通しているのが免疫力の低下、脱水症状、血行不良などによる皮膚の乾燥です。 皮膚病、糖尿病、肝臓病、肝硬変、腎臓病、腎機能低下、甲状腺などです。 全身かゆい症状がある疾患 全身にかゆみがでる疾患をご紹介します。 これらの皮膚症状に関係する問題が発生していると考えられる問題としては以下の様なものがあります。 アトピー性皮膚炎 皮膚の炎症に非常に激しいかゆみを伴い、皮膚の乾燥とバリア機能の低下がみられます。 乳幼児期に発症する傾向にあり、根気よく治療を続ければ治る事も多いです。 寝ている間も掻いてしまうので、爪を短く清潔にして、掻き壊さないようにします。 皮膚を清潔にし、刺激の少ない服を選びましょう。 ハウスダストや部屋の湿度にも注意します。 蕁麻疹 突然皮膚が赤く腫れて強いかゆみに襲われます。 すぐに治ることもあれば、重症化して内臓にまで広がるケースもあります。 ハウスダストや食品アレルギー、体の温度変化などが原因となります。 しかし、原因を特定できることは少なく、飲み薬で対処します。 皮脂減少性皮膚炎 冬場のカサカサや、肌が白っぽくなったことはありませんか?腰の周りやひざ下に多くあらわれ、ピリピリとしたかゆみとともに粉を噴いたようになります。 石けんやシャンプーで皮膚のバリアを取りすぎてしまったり、空気の乾燥などが原因となります。 洗い過ぎに注意し、ぬるめの湯船やシャワーにしましょう。 体部白癬 足以外にできる水虫のことです。 頭、爪、下腹部など湿気がこもりやすいところに感染します。 もともと足の水虫を持っている人にあらわれる症状です。 体を清潔に保ち、病院に行ってきちんと治療しましょう。 水虫については、の記事を参考にして下さい。 接触性皮膚炎(かぶれ) 有名なものは金属アレルギーや植物アレルギーで、動物の毛などもかゆみや湿疹の原因になります。 病院でパッチテストなどをして原因を突き止め、それに触らないようにします。 あせも 汗が出る穴(汗管)が詰まって皮膚の下に汗が溜まると、ポツポツとした赤い湿疹や、小さな水疱ができます。 赤ちゃんや子供によく見られますが、大人でも発症する人が増えています。 汗をかいたらこまめに拭いたり、シャワーを浴びて汗を流します。 なるべく汗をかかないようにすることが大切です。 あせもについては、の記事を参考にして下さい! 皮膚掻痒症(ひふそうようしょう) 皮膚掻痒症の病気は糖尿病、原発性胆汁性肝硬変、慢性腎不全、甲状腺、更年期障害、ストレスなどが原因で、肌に目立った赤みや乾燥がないものの、強いかゆみがあらわれます。 内臓の病気が原因といわれています。 糖尿病などの病気は著しく体の免疫力を下げてしまうので合併症を引き起こしやすくなる病気でもあります。 原因となる病気に対する対策、治療法をしっかり行いましょう。 問題となる病気がある場合は皮膚科以外にも関連する専門病院での治療を忘れないようにしましょう。 全身かゆいときにすぐできる対策 全身がかゆい!と思ったらすぐにできる対処法をご紹介します。 冷やす、掻かない 全身かゆい時は、冷やして炎症を鎮静化させましょう。 冷たいタオルや保冷剤などで炎症部分を覆って火照りを取ります。 どうしても触らないと落ち着かない時は、上から押さえるだけにします。 掻かないでください。 掻くことで、かゆみがかゆみを呼んでしまいます。 軟膏は広めに塗る 塗り薬はたくさん塗ればいいという訳ではありません。 適量を薄く広範囲に伸ばすようにしましょう。 かゆみがある場所よりも広めに塗って、塗り残しを防ぎます。 全身かゆいとなると、範囲が広くて塗りムラができやすいです。 そんな時は化粧水などで潤いを補うか、お風呂上りに体が乾ききる前に塗りましょう。 お薬の伸びがよくなって、肌にかかる負担を減らします。 全身かゆいときのホームケア 全身のかゆみには、日頃の準備が欠かせません。 乾燥させない 肌を十分に保湿し、乾燥を防ぐことを最優先しましょう。 始めに説明したように、かゆみの原因の多くは、皮膚の乾燥による知覚過敏です。 皮膚の水分が蒸発するのを防いで「冬場のカサカサ」対策をしましょう。 部屋の加湿は風邪予防にもなります。 食べ物に気をつける アレルギーの原因となる食品の摂取を控えます。 しかし、多品目でアレルギーがある場合や、成長期の子どもが肉魚・乳製品・卵など体のエネルギーになるものを制限すると、栄養が偏りがちになる心配があります。 体が十分に作られず、「骨が細い」「体が弱い」という理由で大人になってからも悩みを抱える人も少なくありません。 医師とよく相談、連携しながら体と付き合っていきましょう。 かゆみの原因に近づかない イチョウ(銀杏)やタンポポなどは触るとかぶれることで有名です。 キクやマーガレット、レタスなどキク科の植物は茎を切ると乳白色の汁が出てきます。 ここにかぶれる成分が入っていて、レタス農家さんは手荒れしてしまう人が多いそうです。 洗濯物はよくすすぐ 洗剤の合成界面活性剤が服に残っていると、皮膚が弱い人は過敏に反応してしまいます。 すすぎ残しがないように、低刺激で泡切れのいい洗剤が最近増えています。 柔軟剤やボディーソープにも界面活性剤が使用されているので注意が必要です。 チクチクしない服を着る 洋服の素材を選び、皮膚を刺激しないものを着ましょう。 肌に直接触れるインナーは通気性・吸湿性のよい天然繊維のものがいいといわれています。 ストレス ストレスがつのると、筋肉が緊張してぎゅっと縮みます。 すると血行が悪くなり、末端の血流が真っ先に減る、肌が乾燥して荒れる、かゆい!イライラする!というように悪循環にはまってしまいます。 ストレスを解消するにはリラックスが大切です。 ヨガやストレッチで体をほぐしたり、お風呂にゆったりとつかる、足湯や半身浴でじんわり汗をかく、アロマオイルで香りを楽しむなど、ほっとできる時間を過ごしましょう。 まとめ 全身かゆい時の原因と対策をまとめてみました。 かゆみは皮膚のバリアが壊れているサインです。 皮膚が乾燥すると、ちょっとした刺激がかゆみにつながります。 かゆみの原因は乾燥肌、アレルギー、ストレス、温度変化、金属など。 かゆみがある場合は、掻かずに冷やす。 肌を乾燥させないように、部屋の加湿や肌の保水、保湿をする。 原因となる刺激を遠ざける。 全身かゆいとダメだとわかっていても掻きむしってしまうものです。 自分の体質やアレルギーの原因をよく知ることと、肌の乾燥を防ぐことが大切です。 症状を気にしすぎてストレスにならないように、気分転換やストレス発散も忘れないでください! 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