熱中症は癖になる。 救急搬送4000人超 5月に「熱中症」が多いのはなぜ? 有効な対策は?(オトナンサー)

熱中症対策の食べ物に梅干しは効果的?予防や対策に塩分がいいって本当?

熱中症は癖になる

「体温調節ができなくなります」 有吉さんが自身の熱中症体験を明かしたのは、2016年8月7日放送の「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)。 ロケで1日中ずっと日向にいたが、水分をあまり取らずにいたという。 ロケ中は平気だったものの、時間を置いて異変が起きた。 「その日の夜、ホテルで泊まってたら、めちゃめちゃ寒くなってさ。 暑いのに」。 さらに「風邪の時みたいに関節痛みたいなのが全身に出た。 動悸がして、呼吸がハアハア荒くなっちゃって」と症状を説明した。 その数日後、同じような症状が出た有吉さんの弟が「熱中症」と診断されたことを知り、自分も熱中症だったに違いないと思ったという。 有吉さん自身が病院で診断を受けたかは話さなかったが、熱中症に「寒気」や「夜になってから発症」はあるのか。 医療法人優美会・吉井クリニック(大阪府吹田市)内科医の吉井友季子院長は、J-CASTヘルスケアの取材に対し、「ありえる症状です」としてこう答えた。 「熱中症になると、脳の視床下部(ししょうかぶ)が機能異常を起こし、体温調節ができなくなります。 暑いのに寒気を感じたり、頭痛や動悸、関節痛なども起きたりする可能性があります」 脳の視床下部は、体温調節や血圧、代謝を司る自律神経系の中枢で、生命維持の中核を成す。 日中の暑さですぐに熱中症の症状が出るとは限らず、「しばらくしてから、吐き気や、めまい、倦怠感などを訴えられる人もいます」という。 癖になる可能性はあるのか 実は、熱中症の症状はさまざまある。 環境省が2014年に作成した資料『熱中症の発生機序および予防・対処法』には、 「暑熱環境に居る、あるいは居た後の体調不良はすべて熱中症の可能性がある」 と書かれている。 特に熱中症と判断するポイントとして「意識障害の程度、体温、発汗の程度などは、短時間での変化が大きい」としている。 風邪に似た症状もあるが、吉井氏は「風邪の場合、熱中症には見られない上気道炎症状、消化器炎症状が先に起こったり、合併したりしていることが多いので、熱中症との鑑別はそれほど難しくありません」と話す。 疑わしい症状が出たら、医療機関で診断を受けてほしいという。 医療情報サイト「メンズスキンケア大学」の16年7月1日付の記事でも、吉井氏は「寒気があり、さらに発汗もピタッと止まってしまったら、かなり危険な状態です」とし、この場合「意識があったとしても、すぐに救急車を呼び、医療機関に搬送すべきです」と注意を呼びかけている。 また、有吉さんは先述のラジオで、「1回熱中症になると、癖になるって言うんだよ。 注意していても毎年かかりやすくなるんだって」と不安をもらしていた。 この点を吉井氏に尋ねると、「癖になることは、ないと考えます」としながら、 「なりやすい素因、体質というのはあると思います」 と答えた。 医療機器メーカー・テルモのウェブサイト「テルモ体温研究所」に掲載されたデータ「年齢別・性別でみる熱中症死亡率(1968~2004年)」をみると、熱中症による死者のうち男性は全体の7割を占め、しかも20歳から50歳までは年齢が上がるのに比例して死者数が増えている。 同じ環境下で、同じ運動量、水分補給量だったとしても、特に男性は年齢が高くなると熱中症にかかりやすくなるのかもしれない。 有吉さんは中学と高校で運動部に所属しており、体力に自信があったため「熱中症になんてなるわけないと思っていた」そうだ。 たとえ今までは大丈夫だったとしても、油断せずに水分・塩分を随時補給するようにしたい。

次の

有吉弘行を襲った悪寒は熱中症のせい 時間がたって怖い症状が続々と出る: J

熱中症は癖になる

「体温調節ができなくなります」 有吉さんが自身の熱中症体験を明かしたのは、2016年8月7日放送の「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)。 ロケで1日中ずっと日向にいたが、水分をあまり取らずにいたという。 ロケ中は平気だったものの、時間を置いて異変が起きた。 「その日の夜、ホテルで泊まってたら、めちゃめちゃ寒くなってさ。 暑いのに」。 さらに「風邪の時みたいに関節痛みたいなのが全身に出た。 動悸がして、呼吸がハアハア荒くなっちゃって」と症状を説明した。 その数日後、同じような症状が出た有吉さんの弟が「熱中症」と診断されたことを知り、自分も熱中症だったに違いないと思ったという。 有吉さん自身が病院で診断を受けたかは話さなかったが、熱中症に「寒気」や「夜になってから発症」はあるのか。 医療法人優美会・吉井クリニック(大阪府吹田市)内科医の吉井友季子院長は、J-CASTヘルスケアの取材に対し、「ありえる症状です」としてこう答えた。 「熱中症になると、脳の視床下部(ししょうかぶ)が機能異常を起こし、体温調節ができなくなります。 暑いのに寒気を感じたり、頭痛や動悸、関節痛なども起きたりする可能性があります」 脳の視床下部は、体温調節や血圧、代謝を司る自律神経系の中枢で、生命維持の中核を成す。 日中の暑さですぐに熱中症の症状が出るとは限らず、「しばらくしてから、吐き気や、めまい、倦怠感などを訴えられる人もいます」という。 癖になる可能性はあるのか 実は、熱中症の症状はさまざまある。 環境省が2014年に作成した資料『熱中症の発生機序および予防・対処法』には、 「暑熱環境に居る、あるいは居た後の体調不良はすべて熱中症の可能性がある」 と書かれている。 特に熱中症と判断するポイントとして「意識障害の程度、体温、発汗の程度などは、短時間での変化が大きい」としている。 風邪に似た症状もあるが、吉井氏は「風邪の場合、熱中症には見られない上気道炎症状、消化器炎症状が先に起こったり、合併したりしていることが多いので、熱中症との鑑別はそれほど難しくありません」と話す。 疑わしい症状が出たら、医療機関で診断を受けてほしいという。 医療情報サイト「メンズスキンケア大学」の16年7月1日付の記事でも、吉井氏は「寒気があり、さらに発汗もピタッと止まってしまったら、かなり危険な状態です」とし、この場合「意識があったとしても、すぐに救急車を呼び、医療機関に搬送すべきです」と注意を呼びかけている。 また、有吉さんは先述のラジオで、「1回熱中症になると、癖になるって言うんだよ。 注意していても毎年かかりやすくなるんだって」と不安をもらしていた。 この点を吉井氏に尋ねると、「癖になることは、ないと考えます」としながら、 「なりやすい素因、体質というのはあると思います」 と答えた。 医療機器メーカー・テルモのウェブサイト「テルモ体温研究所」に掲載されたデータ「年齢別・性別でみる熱中症死亡率(1968~2004年)」をみると、熱中症による死者のうち男性は全体の7割を占め、しかも20歳から50歳までは年齢が上がるのに比例して死者数が増えている。 同じ環境下で、同じ運動量、水分補給量だったとしても、特に男性は年齢が高くなると熱中症にかかりやすくなるのかもしれない。 有吉さんは中学と高校で運動部に所属しており、体力に自信があったため「熱中症になんてなるわけないと思っていた」そうだ。 たとえ今までは大丈夫だったとしても、油断せずに水分・塩分を随時補給するようにしたい。

次の

日射病と、熱射病と、熱中症の違いと予防方法、もしなってしまったらどうする

熱中症は癖になる

誰もが熱中症を警戒しなければならない気温なのは間違いない。 しかし、中には一般よりも熱中症になりやすい特徴を持つ人もいる。 BuzzFeed Japan Medicalは、国際医療福祉大学三田病院救急部長の志賀隆さんに、特に気をつけたらいいのはどういう人なのか注意すべきポイントを伺った。 お年寄りと子供 まず、気をつけた方がいいのは、お年寄りと子供だという。 でも書いたが、お年寄りは老化のために暑さや喉の乾き、体調不良を感じる感覚が鈍り、急に意識がなくなることもある。 「加齢のために、体温調節機能も落ちます。 認知症があると、環境の変化に気づかず、周囲に適切に具合が悪いことを伝えたり、冷房で冷やすなどの適切な対処ができなかったりすることもあるでしょう」 「逆に、子供は発達途上のため、体温調節機能が未熟で、気温の上昇に対し、汗をかいて体温を下げる機能が追いつかないことがあります。 さらに、身長が低いため地面からの照り返しの影響を強く受けるとされています」 また、自分の体調の悪さを言葉で大人に伝えることが難しい場合もある。 愛知県豊田市では、小学校1年生の男児が校外学習の後に教室で倒れ、救急搬送されたが。 途中で「疲れた」と訴えていたという。 「特に小さなお子さんの場合、自分の身に起きていることがどういうことなのか言語化しにくいことがあります。 周りの大人が注意深く観察してあげることが必要です」 特定の薬の服用者 志賀さんはまた、「服用している薬によっても、熱中症になりやすい人がいます」と、米国家庭医学会のを参照しながら話す。 これによると、熱中症の原因となり得る薬や物質として、日本で使用されているものを考えると、主に以下のものが挙げられている。 アルコール• 抗コリン薬・・・消化器症状に使われる• 抗ヒスタミン剤・・・アレルギーなどに使われる• ベンゾジアゼピン薬・・・睡眠薬や抗不安薬として使われる• カルシウム拮抗薬・・・高血圧や狭心症に使われる• 利尿薬• 抗精神病薬• フェノチアジン類・・・抗精神病薬• 甲状腺アゴニスト・・・甲状腺機能低下症• 服薬している薬が熱中症のリスクを高めるかもしれないことを知り、より気をつけていただきたいと思います」 薬と言えば、以前、BuzzFeed Japan Medicalの外部執筆者の一人、薬剤師の高橋秀和さんが、だと注意喚起していたが、どうなのだろう。 「ロキソニンは腎機能に影響しますし、アセトアミノフェン系は肝機能に問題を起こす可能性があります。 熱中症の疑いがあったら、頭痛があっても飲むのを気をつけてほしいですね」 特定の病気や体の状態 精神疾患や貧困も さらに、患っている病気や体の状態などでも、熱中症のなりやすさは変わってくる。 日本救急医学会のによれば、熱中症や熱波による死亡のリスク要因として、以下の病気や状態が挙げられている。 寝たきり• 外出しない• 精神疾患• 心疾患• 呼吸器疾患• 80歳以上の高齢者• 施設入所者も含め介護度が高い人• 高血圧 また、オーストラリアのアデレードで2009年に13日続いた熱波で入院した人を分析したによると、独居や地域社会からの援助がないこと、低所得、無保険などの社会経済因子も入院まで症状が悪化するリスクとなっていた。 これに加えて、BMI(体格指数)が30以上の高度肥満の人もリスクが高いと志賀さんは言う。 「どういう仕組みで熱中症になりやすいかは全てはっきりしているわけではありませんが、肥満では脱水を起こしやすいのかもしれませんし、精神疾患では飲んでいる薬の影響や自分の体に起きている異常をきちんと把握できていない可能性があります」 予防はどうする? さて、リスクが高いとわかったとして、当てはまる人はどのように気をつけたらいいのだろうか。 気温だけではなく、のトップページで今日の値がを見ることができる、を参考にして欲しい。 気温に湿度や照り返しなどの影響も加味して、体の影響を考えた指標だ。 度数で表記されるが、これが31度を超えたら危険、28〜31度は厳重警戒となる。 ちなみに、今日1日の東京のWBGTは31. 5度で危険領域に入っている。 水分と塩分もこまめに取ることが必要だ。 「塩分と糖分が体に吸収されやすいバランスで入っている経口補水液が理想的ですが、買えば高価ですし、作るのは面倒、しかも美味しくないことで、結果的に続かないという問題点もあります。 スポーツドリンクが現実的な選択肢ですし、小さなお子さんでしたらりんごジュースを薄めたものでも飲まないよりはずっとましです」 屋内にいる時は冷房は絶対付けっ放しにしよう。 「寝る前にクーラーを消して熱中症で運ばれてきたお年寄りを何人も診ています。 付けっ放しか、もしタイマーで切るとしても寝苦しくて目覚めたらそこで必ずつけてほしい。 また、消して寝たとして、朝倒れるパターンも多いので、起きたらすぐにつけて冷やしてください」 意識がなかったらすぐ救急車 無理せず早めに病院へ そのように気をつけていても、やはり倒れてしまうことはある。 「環境庁のサイトで紹介されているがよくできているので参考にしてほしい」と志賀さん。

次の