ナガレ ヒキガエル。 ヒキガエルの毒の成分は強い?毒性をヤマカガシが利用している?

ナガレヒキガエルの「スーパーおたまじゃくし」

ナガレ ヒキガエル

渓流に生きる、流れに耐えるヒキガエル/ショトショート「わしゃ、カエル」 ナガレヒキガエル(流蟇蛙) は、日本固有種で本州中央部に生息するカエル目ヒキガエル科ヒキガエル属ナガレヒキガエル種の大型のヒキガエルです。 近くに渓流がある低地から高地の森林内で生活しています。 体長は9〜12cmで雌は雄より3回り程大きいです。 背側は深緑色地に白い縞が入り、腹側は黄色です。 食べ物は、昆虫やミミズ、サワガニ等の甲殻類を食べる肉食性で、 長い舌で捕らえし丸呑みします。 春に繁殖期を迎えますが、通常のカエルは流れの穏やかな場所で 産卵しますが、本種は渓流で産卵します。 足や指が長く、口が大きく岩場に吸着できるよう渓流での泳ぎに最適な形状をしています。 岩場に吸い付ける大きな口。 長い舌で捕食し丸呑み。 鼓膜は不明瞭。

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ナガレヒキガエルを観察してきました。

ナガレ ヒキガエル

Contents• ナガレヒキガエル 英語:Japanese Stream Toad 学名:Bufo torrenticora 1976年に初めて発見された、ナガレヒキガエルは、他のヒキガエルが池・水田などの流れていない水に卵を生むのと違って、渓流に産卵します。 この流れに住む習性から、 ナガレヒキガエルと名付けられました。 英語の Streamも同じく「流れ」です。 ナガレヒキガエルのおたまじゃくしは、渓流で育つため、口が吸盤状になっていて、流されないように水底の石などに吸い付くんだそうです。 ヒキガエルと毒 ヒキガエルとはガマガエルとも言われ、毒を持っています。 ガマの薬売りで有名ですが、最近はあまり聞きませんね。 ガマガエルの毒腺(耳と後ろにある)から出る毒と油脂、薬草を煮詰めて軟膏を作ると、止血効果が高いそうで、昔は、お祭りなど人が集まるところに行商人がやってきて、「ガマの油売りの口上」を唱えます。 そうして日本刀で自分の腕を切り、血を流してみせます。 それから、もったいつけながら、ガマの油由来の軟膏をつけると、あ~ら不思議!血はピタリと止まり、傷口も見えなくなるってところ見せて、軟膏を売っていたんですね。  ヒキガエルの毒の成分 ヒキガエルの毒は「ブフォトキシン」と言い、ヒキガエルの属名「Bufo(ブフォ)属」と毒を意味する「トキシン」を組み合わせた名前です。 成分は、• ブフォタリン:ステロイド系猛毒、犬などがくわえて死ぬこともある• ブフォテニン:幻覚を引き起こす 犬や猫がヒキガエルをくわえたり、食べたときは、口の中を水で洗い、病院に連れて行ってください。 しょっちゅう見かけるわけではないですが、怖いですね。 しょっちゅう見ないってことは、危険性も知らないでしょうし。 ブフォタリンの毒性によってヒキガエルは、身を守ります。 そのため、他のカエルのようにぴょんぴょんと飛び跳ねて逃げる必要がなく、のったりと移動するそうです。 ブフォテニンは「幻覚を引き起こす」ってことで、米国のヒッピーが使ってると言う情報もあります。 ハイになりたいからと言って、ガマガエルの毒を使うなんてチャレンジャーですね。 日本のヒキガエル 日本のヒキガエルは、下記在来種4種と、外来種1種になります。 ニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus• アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus• ナガレヒキガエル Bufo torrenticola• ミヤコヒキガエル Bufo gargarizans miyakonis• オオヒキガエル Bufo marinus 特定外来生物 一番怖そうなので、触れるのですが、オオヒキガエルは、小笠原諸島と大東(だいとう)諸島、石垣島をはじめとする先島(さきしま)諸島に生息しています。 中南米原産のオオヒキガエルは、サトウキビ畑の害虫を駆除するために移入されたそうですが、何でも食う(昆虫・節足動物・ミミズ・カエル・小型爬虫類・小型哺乳類)上に大型の脊椎動物がオオヒキガエルを食べることによって死亡する被害も懸念されています。 オオヒキガエルの毒性はヒキガエルの中では非常に強く、目に入ると失明したり、摂取量によっては、心臓麻痺を起こすこともある・・・恐ろしいですね。 小さなお子さんを連れて、ヒキガエルの生息域に近づく時には注意が必要ですね、 植物でも夾竹桃(きょうちくとう)などは、公園などにあるのじゃないでしょうか。 こちらも毒性があるので気をつけてください。 まとめ 2月9日放送 ダーウィンが来た!「大冒険!清流の抱きつきガエル」から、ナガレヒキガエルと、ヒキガエルの持つ毒性について解説しました。 子供は知らない(大人でも知らないでしょう)ので、不用意に触ったりしないように注意が必要です。 産卵場所の水中にはあぶれオス軍団。 メスからオスを引きはがそうと飛びつくうちに、全員くっついてボールになっちゃった! この部分は、どうなるのか?放送が楽しみです。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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日本のカエルの種類は?写真や画像付きで名前や生態を紹介!

ナガレ ヒキガエル

ナガレヒキガエル BufotorrenticolaMatsui 準絶滅危惧 無尾目ヒキガエル科 選定理由 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 形態の特徴 体長は雄7〜12cm、雌9〜17cmで、アズマヒキガエルに似るが鼓膜が小さく不明瞭である。 幼生は真っ黒で口器が発達し頭が角張って見える。 卵塊は紐状である。 生息環境 成体は山地の渓流沿いや渓流付近の林床に生息し、繁殖は渓流で行われ、主に滝壺や流れの緩やかな淵に産卵する。 生態 繁殖期は4月〜5月で、主に滝壺や流れの緩やかな淵で産卵し、水中の石や倒木等に紐状の卵塊を絡ませながら産卵する。 幼生は発達した口器で岩に吸い付きながら流れの中で生活する。 分布状況 日本固有種。 中部地方の西半分、近畿地方の山地。 県内では、美濃地方から飛騨地方にかけての丘陵帯上部から山地帯で広い範囲で確認されている。 減少要因 生息域が山地の渓流周辺と限られており、森林の皆伐による乾燥化およびそれに伴って沢が干上がることで、成体と幼生双方の生活場が失われる。 また林道脇へのU字溝の埋設により、移動が妨げられたり、小型の個体が脱出できずに死亡してしまう例も知られている。 保全対策 生息環境として繁殖場となる渓流域と成体の生活場となる樹林といった複合した環境が必要である。 皆伐など林床が乾燥する行為を避けることが望ましい。 またU字溝の埋設は、極力避けるか両方向への脱出路を多数設置する。 特記事項 岐阜県の南西部において、鼓膜の大きさがアズマヒキガエルとナガレヒキガエルの中間的な大きさのものが見つかっており、アズマヒキガエルとナガレヒキガエルの雑種である可能性がある。 参考文献 ・松井正文・関慎太郎 2008 カエル・サンショウウオ・イモリのオタマジャクシハンドブック80pp.:文一総合出版 ・内山りゅう他 2002 決定版日本の両生爬虫類:平凡社 ・松橋利光・奥山風太郎 2002 山渓ハンディ図鑑9日本のカエル:山と渓谷社 ・前田憲男・松井正文 1999 改訂版日本カエル図鑑:文一総合出版 ・松井孝爾(1985)日本の両生類・爬虫類:小学館 文責:高木雅紀.

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